DIAMOND CAMERA

「撮る」「見せる」「贈る」「飾る」「残す」
写真の楽しさをお客様と共有するお店創り

フィルムの現像とプリント

撮影したフィルムはどうしたら良いのか?

デジタルカメラやスマホ全盛の現在では、フィルムカメラを手にすることは稀ですが、インスタの影響などで使い切りカメラ"写ルンです"を使ったり、昔のフィルムカメラに興味を持ってフィルムで写真を撮ってみたりする若い方がよくご来店されます。
では、フィルムで撮った写真はどうやって注文すれば良いか、難しい話は抜きにしてどうしたら良いかをお話しします。

1. 撮影したフィルムは絶対に光にあてないで!
"写ルンです"ならば撮り終わったらそのままお店に持って行けばOKですが、フィルムカメラの場合はどうでしょうか? 撮り終わったら自動でフィルムを巻き戻してくれるカメラや、撮った分だけ自動で巻き戻していくカメラもありますが、そうでないカメラの場合は必ずフィルムを巻き戻さなければなりません。ここでよくあるのが「巻き戻せなかったので裏ぶたを開いて引っ張り出して巻いた。」とか、「撮影の途中でフィルムが巻けなくなったので開いて見たら終わってたとか・・・」それ全部駄目です。少しくらいなら大丈夫とかもありません。巻き戻せなかったり、途中で動かなくなったりしたら、そのままお店にカメラを持って来てください。そうすれば撮影した写真は助かる可能性が大きいです。もちろん巻き戻し方がわからない時はなおさらですね、お店のスタッフが巻き戻しをしますし、スタッフもわからない時は全力で巻き戻し方を調べるので心配ありません。


2. 現像ってなに?
 「現像なしでデータにしてもらえばそれだけでいいんだけど・・・」って、それは出来ないんですよ。
写真フィルムは撮影してもそのままでは何も見ることができません。フィルム現像とはこの撮影されたフィルムを薬品で処理して画像を出現させて目に見えるようにする事をいいます。写真のデータ化やプリントはこの現像が済んだフィルムを使って作業をします。
・データ作成の場合は、
現像済みのフィルムを専用の機械でスキャンしてデータ化します。
ダイヤモンドカメラは全てフジカラーのお店なので、"フジカラーCD"にしてお渡ししています。
・現在のお店プリントは、
現像済みフィルムをスキャンしてデータ化したものを印画紙に出力するプリンターで処理してプリントに仕上げます。

3. プリントはどうやって注文するの?
今度は現像したフィルムから写真をプリントするのですが、
a. 撮影した写真を全部をプリントしたい場合は、フィルムを現像するときに"同時プリント"と言って注文します。この場合は明らかに失敗したと思われる写真以外はすべてプリントします。現像済みのフィルムとプリントが一緒に仕上がります。
b. 撮影した中から選んでプリントしたい場合は、"現像のみ"と注文して、現像が仕上がったら現像済みのフィルムからカットを選んでプリントを注文します。ただ一番多く使われているフィルムはオレンジ色のベースで写真画像の色も反転していますので、写真を選ぶのが少し難しいかもしれません。
c. 現像したフィルムの画像をデータにして、パソコンや店頭にあるセルフ注文機で選んでプリントする。この場合は現像の時に"同時CD"と注文します。写真データになってしまえば、あとはデジカメやスマホの写真と同じですね。

フィルム現像やフィルムからのプリントだけではなく、フィルムの取扱いや種類、古いフィルムからのプリントやデータ化など、わからないことがあれば、どんなことでもお店のスタッフに相談してみてください。もしそのスタッフがわからない事でも全力で調べるので心配ありません。 




写真の現像とは 

ここからは現像について別の視点からお話したいと思います。
銀塩写真の場合の現像をなるべく簡潔に表すと、

撮影あるいは露光されたフィルムや印画紙などの感光材料を、薬品で処理して画像などを出現させ可視化すること。


となります。よく店頭で「デジカメの写真を現像したい」とか「スマホの写真現像できますか」という言葉を耳にしますが、お店のスタッフは「デジカメの写真をプリントしたい」とか「スマホの写真プリントできますか」という質問に置き換えてお答えをします。
ではなぜそういった言葉が使われるようになってしまったのか、正確にはわかりませんが、多分フィルム写真の時代に普通に「フィルムを現像してください」と注文すればフィルムの現像とプリントがセットの同時プリントに置き換えられていたために「現像する」が「プリントする」になってしまったのかもしれません。
まあ今となってはどちらでもかまわないんですが、写真好き、写真趣味に足を踏み入れた方は現像とプリントの違いを覚えておいた方が良いかもしれませんね。

でもデジタル写真の現像もあるんです。
先に記した「デジカメの写真を現像したい」や「スマホの写真現像できますか」は実は場合によっては間違いではありません。ダイヤモンドカメラ店頭では通常行っていませんが、デジタルカメラや一部のスマホアプリではRAWと呼ばれるデータで画像を保存することができます。そしてこのRAWデータを扱う時に現像という言葉が使われているのです。

RAW現像とは?
簡単に言えば、デジタルカメラの"生"データ="RAW"データをJPEGなどの一般的な画像データに変換することを言います。


RAWデータはデジタルカメラの中でも一眼レフカメラやミラーレス、高級コンパクトなどや、スマホでは特別なアプリを使ったりすることで保存が出来ます。詳しい話はまたの機会にしますが、このRAWデータを使うことによって画像補正の幅が広がり、より好みの写真画像に変換することが出来るといえると思います。